若くても骨密度に注意を!骨の健康は記憶力や運動機能にも影響あり(ライフハッカー[日本版])

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骨格というのは体を支える枠組みのようなものだと思っていました。しかし、それ以上の働きを持つ「臓器」なのだそうです! 骨が肺や心臓と同じような臓器? そんな発想はまったくありませんでした。 現在コロンビア大医学部Genetics and Development Department(遺伝学・発達学部)部長のGerard Karsenty医師は骨研究の第一人者です。 1990年代、骨が分泌するオステオカルシンというタンパク質に注目した同医師は、オステオカルシンを除いたマウスは学習能力が低く、太ることに気づきました。 そこからオステオカルシンにはホルモンの働きがあり、記憶力や血糖値に影響を与えることをつきとめます。 コロンビア大学の略歴によると、Karsenty医師は、骨をエネルギー代謝と生殖をつかさどる内分泌器と捉えているそうです。 研究の中心であるオステオカルシンは、インスリン分泌、グルコース恒常性、テストステロン分泌、男性の生殖機能、脳の成長認知などに影響をおよぼす骨のホルモンと見なされています。 Karsenty医師はThe Guardianでこう語っています。 オステオカルシンには、運動エネルギーの元になるATPを生成する能力を上げる働きがあります。 脳内では、記憶に必要な多くの神経伝達物質の分泌をコントロールします。体内のオステオカルシン量は中年期に下がりはじめ、これは記憶力や運動能力などの生理的機能が下がる時とほぼ重なります。 (中略)オステオカルシンは、脳と筋肉の老化を逆行できるようです。年取ったマウスにオステオカルシンを与えると、記憶力と運動能力が若いマウスと同じぐらいになるのには驚きました。 The Guardianより引用翻訳

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(2020/07/15)