フリーランスは自由で華やか? 19年続けてわかった“バラ色じゃない”現実(MONEY PLUS)

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冒頭で述べた「社畜」を表すのが、私本人の体験と後輩のK君の話です。私は4年で会社を辞めましたが、その後フリーランスとして深く付き合うことになる会社は以下のようになっています。 ・サイバーエージェント:2001~2020(19年間) ・メディア・シェイカーズ(WEB R25):2008~2017(9年間) ※同サイトの終了とともに終了 ・小学館(NEWSポストセブン):2010~2020(10年間) ・扶桑社(週刊SPA!):2011~2020(9年間) ・東京新聞:2012~2020(8年間) ・新潮社:2012~2020(8年間) 4年しか会社員として稼働できなかった人間が、同一会社と最長19年間も付き合いを持たせてもらっているのです。それはやっぱり「安定」がないからこそ必死にやるからかもしれません。それだけ「社畜」化しなくては仕事が続かないのです。えぇ、「それはお前の能力が低いからだよwwww」なんて言いたくなるかもしれませんが、まぁ、凡人は努力と根性を見せなくてはいけないんですよ。 同様の経験は、後輩・K君にも言えます。彼は私の大学の4つ下の後輩ですが、2001年、新卒で電通に入るも8ヶ月で辞めてしまいます。その後はヒモになったりするのですがさすがにカネが必要になったのか、2004年2月に私のところに電話をかけてきて「なんか仕事ください~!」と泣きついてきました。 丁度人手が必要だったので「飛んで火にいる夏の虫」のごとく彼には様々なライター・編集仕事をお願いしました。一緒に雑誌『テレビブロス』の仕事もしたのですが、当初はライターとしてやりますが、私が2005年に辞めた後は彼にすべてを編集者として引き継ぎました。 今年4月の休刊まで彼はフリーランスとしてブロスの編集をやり続けたのです。電通に8ヶ月しかいなかった男がブロスは私の下にいる時代も含めて16年も仕事をしたのです。194ヶ月の仕事は電通時代の24.25倍にあたります。彼は好きでやっていたと思うのですが、私としては「よくぞそんなに続いたな……」と思うとともに、やっぱりフリーランスは「社畜」的だと長く続くんだろうな、とも感じ入りました。

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(2020/07/15)