株式投資の基本― PER、PBR、ROE―投資に迷ったら、株価の指標を確認しよう!(ファイナンシャルフィールド)
【リンク先抜粋】
PERとは、現在の株価がその企業の1株当たりの純利益の何倍に当たるかという指標です。
1株当たりの純利益とは次の様に求められます。
売上
△経費
利益
△税金
純利益
この純利益を株数で割ったものが1株当たりの純利益となり、実際の株価がその何倍に当たるかを示すのがPERという指標です。
すなわち、
PER=株価/1株当たり純利益
となります。
一般に、PERが15倍前後であれば、株価は適正だといわれています。
企業の純利益は、株主に対し配当の支払いおよび企業の純資産の増加という形で還元されます。
純資産の増加は株価の上昇に寄与するわけです。
持ち主が変わっても、企業が存続する限り、株主は存在しますから、企業の15年間分の純利益が株価の価値として適正だということになります。
昨年2019年東証一部の加重平均PERは14倍から16倍で推移しています。
ですから、一般的には、PERが15倍以下であれば、株価は割安なので投資する価値がある、15倍以上の場合は割高なので要注意ということがいえます。