アパホテル元谷社長「アパが言ってたよって言って」…リニア膠着に注文 名古屋の予定駅近くに新店オープンで（東海テレビ）
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JR東海と静岡県が対立しているリニア中央新幹線の着工問題。JR東海の金子社長は15日会見し、予定している「2027年の開業は難しい」との認識を改めて示しました。一方、膠着するリニア問題にあの名物社長が注文です。
15日、名古屋駅前に開業した「アパホテル名古屋駅新幹線口北」。TVなどでおなじみの元谷芙美子社長も出席、オープンを祝いました。
新たなホテルは名古屋駅まで徒歩4分の立地が魅力です。名古屋駅エリア初進出の「アパホテル」。実はある期待も込められています。
アパグループの元谷外志雄代表:
「（名古屋駅エリアは）リニアの開通が望まれるところかなと」
品川-名古屋間でJR東海が2027年開業を目指しているリニア中央新幹線。アパホテルはリニアの名古屋駅の予定地近くを中心に、名古屋駅西口だけでこの1年に3つのホテルをオープンさせる計画です。
Q.地図で見てもリニアの予定駅から近いですね?
アパホテルの元谷芙美子社長:
「そうですよね、ポンポンポンって。アパらしいでしょ、3つも同時におさえて」
駅からの立地の良さをウリにするアパホテルらしい計画。しかし、そのリニアの開業には暗雲が立ち込めています。
工事の着工を巡り対立するJR東海と静岡県。準備工事だけでも始めたいJR東海側は、金子社長自ら静岡県を訪れ、川勝知事を説得。国交省の藤田事務次官も事態の打開策を提案しました。
しかし川勝知事は首を縦に振らず、2027年開業の延期は避けられない状況となっています。膠着化するリニア着工問題にアパホテルの元谷芙美子社長は…。
アパホテルの元谷芙美子社長:
「リニアはやってしかるべきやと思うよ。多少（開業が）延びても必ず」
アパグループの元谷外志雄代表:
「そういった世論の高まりがそれを促進することになる。ぜひTVでも…」
アパホテルの元谷芙美子社長:
「言ってください。やったほうがいいです。『アパが言うてたよ』って」
一方、15日午後3時から会見を開いたJR東海の金子社長…。
JR東海の金子社長:
「2027年中の開業は難しいということであっても、少しでも早い開業を目指して努力をしていくと」
2027年としていた開業が困難であることを明確に示し、名古屋-大阪間の開業時期にも遅れが出ることに懸念を示しました。
