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　梅雨前線の雨雲は南海上に下がっていますが、日本海には低気圧が近付いています。上空の寒気の影響で、不安定な天気が続くでしょう。土日は活発な梅雨前線の雨雲が北上し、再び大雨になるおそれがあります。引き続き土砂災害に警戒が必要です。 　16日(木)午前にかけて、東北や北陸などで雷を伴った激しい雨の降る所があるでしょう。北海道では晴れ間が出ますが、午後は所々でにわか雨がありそうです。 　木曜朝の最低気温は20℃前後で、昼間は30℃に届く所もあるでしょう。今週は九州や四国などでアブラゼミが鳴き始めていて、夏を感じる暑さになりそうです。日差しは少なくても、近畿や東海などでは最高気温30℃以上の真夏日が予想されています。熱中症に気を付けてお過ごし下さい。 　週末は梅雨前線が本州付近に停滞し、南から湿った空気が流れ込んで雨雲が発達するでしょう。これまでの記録的な大雨により、九州から東北地方では土の中の水分量が多くなっています。少量の雨でも災害に繋がるおそれがありますので、引き続き崖や川には近付かないようにお願いします。(気象予報士・元井美貴)

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(2020/07/15)