知事が埼スタなど視察 イベント人数制限撤廃前に(テレ玉)

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新型コロナウイルスの感染拡大に伴うイベントの人数制限が8月、撤廃されるのを前に大野知事が15日、埼玉スタジアムなどを訪れ、対策の状況を視察しました。大野知事が15日訪れたのは、埼玉スタジアムとさいたまスーパーアリーナ、それに大宮競輪場の3か所です。このうち、埼玉スタジアムでは、7月12日におよそ5か月ぶりに観客を入れて行われた、浦和レッズ戦の当日の状況について説明を受けたほか、実際にスタンドに出て、密を避けるために前後左右で2席ずつ空けた観客席を確認しました。政府は、イベントの人数制限を徐々に緩和していて、7月10日にはコンサートやプロスポーツなどは観客数の上限が5000人に拡大されました。 さらに、8月1日からは収容人数の50%以内に抑えるという制約はありますが、人数の制限は撤廃されます。ただ、収容人数の半分でも屋外の埼玉スタジアムが最大でおよそ3万人、屋内のさいたまスーパーアリーナはおよそ1万8000人の観客が入ります。 一方、県内の新規感染者は、7月8日に緊急事態宣言の解除後、最多となる48人が確認されたのをはじめ、14日まで8日間連続で20人以上になるなど、増加傾向にあります。加えて、東京都新宿区の劇場で集団感染が起きたこともあり、屋内イベントの感染防止対策の徹底も求められます。大野知事は、特に屋内のさいたまスーパーアリーナについて、「イベントによっては、密な環境ができることもある。不安がある場合には指定管理者と話し合いながら施設の使用停止を求めることもある」と述べました。また、7月22日からは政府の消費喚起策、「GoToキャンペーン」が始まり、秩父などの観光地に県外から多くの人が訪れることが想定されています。 東京を中心に感染者が相次いでいる状況もあり、大野知事はキャンペーンには消極的な見解を示しました。

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(2020/07/15)