公明が地上イージス配備停止で議論開始 「敵基地攻撃」には踏み込まず(産経新聞)

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 公明党は15日、外交安全保障調査会の会合を国会内で開き、配備計画の停止が決まった地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の代替手段について議論を開始した。自民党では敵の発射基地を攻撃し発射をためらわせる「敵基地攻撃能力」の保有に向けた検討が進んでいるが、公明党はイージス・アショアに代わるミサイル防衛政策に焦点を絞る方針だ。  会合では、政府側からイージス・アショアの配備停止に至る経緯について説明があり、今後のミサイル防衛の在り方を議論した。出席者から敵基地攻撃能力に触れる発言はなかった。  公明党は配備停止を受け「まずは穴を埋める議論をすべき」(幹部)との立場だ。敵基地攻撃能力の保有は一足飛びの議論に映り、調査会長の佐藤茂樹選対委員長は会合後、記者団に「自民党の(議論)は全く逆に振り子が振れている」と述べた。  ただ、政府は外交・安保の包括的指針「国家安全保障戦略(NSS)」を年末をめどに改定する方針で、「どんな選択肢も排除しない」(河野太郎防衛相)としている。議論の行方によっては政府・与党間の協議が紛糾する可能性もある。

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(2020/07/15)