「地響きがした」屋根吹き飛ぶ工場爆発 何が起きた? (静岡県)(静岡放送(SBS))

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<桑原秀和アナウンサー>「伊豆合金の工場前です。屋根がふっ飛んでしまったと。トタン屋根が吹き飛んでしまった様子が確認できます。爆発の勢いが見て取れます」  7月15日午前9時過ぎ、伊豆市下白岩にある伊豆合金の工場で、「爆発音がした」と近所の人から消防に通報がありました。 <近所の人>「すごい音だったね、ドーンと」、「音と同時に白煙が上がった。地響きがしたくらい」 <桑原秀和アナウンサー>「側面は窓が割れています。側面も吹き飛んでしまっています」  警察や消防などによりますと、工場内で爆発が起きたとみられ、建物の一部が大破したほか、中にいた従業員2人がやけどなどの軽傷を負いました。 <杉村直美カメラマン>「また工場から白い煙が出ました」  爆発事故が起きた伊豆合金は、アルミダイカスト製品を手がけていました。  アルミダイカストとは、アルミ合金などを溶かして金型に注入し、成形することで製品を作る技術です。寸法の精度が高いアルミ製品を、短時間で大量生産することができます。爆発が起きた工場では、モーターの部品などさまざまなアルミ製品を製造していて、SBSの取材に対し会社側は、アルミを溶かして製品を作る機械が内側から爆発のような現象を起こしたと説明しています。当時、この爆発した機械は動いていたということです。  県内の工場を巡っては7月5日、吉田町で大規模な火災により警察官と消防隊員ら合わせて4人が死亡する事故が起きたばかりです。不幸な事故を起こさないために、さらなる注意が必要と専門家は指摘します。 <十朱寧教授>「直近で(県内で)火災が2回起きてしまったことは残念に思う。火災に関する管理の部分と作業者への教育が必要。火災は一定の条件がそろえば必ず発生するので、その要素を未然に防ぐことが火災への対策になる。」  機械はどのような理由で爆発してしまったのか。警察と消防が詳しい原因を調べています。

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(2020/07/15)