米の有名水着特集に、「トランスジェンダーモデル」が初登場(コスモポリタン)

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これまでにもモデル界の歴史を塗り替えてきたヴァレンティーナですが、多様性を広めることに力を入れてきた『スポーツ・イラストレイテッド』に起用された喜びは、とてつもなく大きかった様子。 彼女は同誌のオフィシャルサイトで「ありのままの私を見つめ、敬ってくれた『スポーツ・イラストレイテッド』の皆さん、本当にありがとう。そして何より、私が1人の人間だと理解してくれたことに感謝します」と述べたうえで、母国が直面している厳しい現実についても明かしています。 「私はブラジル北部の、人里離れた貧しい漁村で生まれました。ブラジルはとても美しい国ですが、トランスジェンダーの人々に対する暴行事件や殺人事件の発生件数は世界で最も多く、その数はアメリカの3倍にも及びます。」 「(ブラジルでは)トランスジェンダーとして生まれると、周囲の人々との心や魂の疎通が遮断されてしまいます。ただ存在するだけで、嘲笑され、侮辱され、恐れられ、身体的な暴力を受けるのです。自分を受け入れてくれる家族の中で愛されて育ち、学校で青春を謳歌し、誇りを持てる仕事に就くという選択肢は不可能に近く、それを手に入れるための道のりはとてつもなく険しい…。」 「私は幸運な1人だと自覚しています。だからこの栄誉を、全力で噛みしめるつもりです。誰だって、ありのままの自分を受け入れて欲しいし、愛されたい。その思いを皆でシェアしていくことが、人類を一つにする方法なのではないでしょうか。」

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(2020/07/13)