【新型コロナ】浦安の病院で計16人感染 さらに114人検査 知事、クラスター連続に危機感(千葉日報オンライン)

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 千葉県内の新型コロナウイルス新規感染者が12日、緊急事態宣言解除(5月25日)後最多の31人に上り、浦安市内の「タムス浦安病院」では13日までに、入院患者や看護師計16人のクラスター(感染者集団)が発生した。松戸市内の特別養護老人ホームでも11日に集団感染が確認されたばかり。いずれも重症者は出ていないが、13日の対策本部会議で森田健作知事は「残念ながらクラスターが続いた。初動が大事」と危機感を示し、感染拡大防止への対策徹底を指示した。  同病院では10日に20代看護師1人の感染が分かったことから、院内で接触のあった患者と同僚計17人を検査した結果、12日に9人(入院患者6人、看護師3人)の感染が判明。さらに、この9人と接触のあった84人の検査で、13日には6人の感染(入院患者2人、看護師3人、理学療法士1人)も判明した。  感染が判明した入院患者は60代~90代以上の高齢者。うち90代以上の男性1人は、県内の別の医療機関からリハビリのため転院し、7月2日に発熱や関節痛が出ていたという。現在は元の医療機関に戻った。浦安市の70代男性1人も酸素の投入が必要なため、県内の別病院に転院した。  12日までに判明した10人はいずれもリハビリ病棟だが、13日判明の90代以上女性1人は隣の病棟の入院患者で、理学療法士も両方の病棟を行き来していた。県はさらに他の患者と職員ら114人を検査している。同病院は199床。新規の入院受け入れを止めた。  県は感染症に詳しい職員や専門家を派遣し、区分けを進めている。国にもクラスター対策班の医師らを派遣した。13日に県庁で開いた対策本部会議で、森田知事は感染拡大を最小限に抑えるよう指示。同病院と松戸の特養の2事例を踏まえ、県は10日から県内の約280医療機関と約1650の福祉施設に対応チェックリストを配布している。  隣接する東京都でも12日まで連日200人超の感染が判明。10日に特措法に基づく県民への協力要請を行て、対策不十分な繁華街回避や発熱時の外出自粛を求めた森田知事は、さらに踏み込んだ「休業再要請」については、首都圏全体の状況と県内での接待を伴う飲食店でのクラスター発生が基準になると説明した。  森田知事は「打っている手が間に合わないと思えば再要請をする」とした一方で、店舗に休業を要請をする場合は補償も必要になると説明。「

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(2020/07/13)