「朴元淳市長告訴と同時に市長本人に捜査状況が伝えられた」(朝鮮日報日本語版)

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 故・朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長をセクハラ容疑で警察に告訴した元秘書Aさん側は「告訴と同時に被告訴人(朴市長)に捜査の状況が伝えられた」と主張した。  Aさん側は13日午後2時、NGO団体「韓国女性の電話」の事務所で記者会見を開き、このように述べた。韓国性暴力相談所のイ・ミギョン所長は「ソウル市長という地位にいる人物に、本格捜査が始まってもいないのに証拠隠滅の機会が与えられるということを我々は目の当たりにした」として「このような状況で誰が国家のシステムを信じ、威力による性暴力の被害事実を告訴できるだろうか」と訴えた。  イ所長は「我々は、あからさまでしつこい男性中心の性文化の実態と構造が何なのかを痛切に嘆き、糾弾せずにはいられない」として「故人となったため刑事告訴事件としては進められないが、真相を究明せずに終わりにできるような事案ではない」と主張した。  Aさん側は8日午後4時30分、ソウル地方警察庁に告訴状を提出した。その翌日の午前2時30分まで告訴人に対する1回目の陳述調査が行われた。Aさん側は「告訴状に書いてある犯罪事実は性暴力特例法違反であり、具体的には通信メディアを利用したわいせつ行為、業務上の威力によるセクハラ、刑法上の強制わいせつ」と説明した。また、Aさんが秘書をやめた後の2月6日、朴市長が機密性の高い通信アプリ『テレグラム』の対話ルームに被害者を招待した証拠も提出したと明らかにした。  Aさん側は「9日午前2時30分ごろまで被害者の1回目の陳述調査が行われたが、9日午後に加害者(朴市長)が失踪したという記事が出て、(10日未明に)死亡したという報道があった」と説明した。 Aさん側は「きょう午前、被害者に対するオンライン・オフラインでの2次加害について、追加で告訴状をソウル警察庁に提出した」と明らかにした。

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(2020/07/13)