JR九州の鉄道被害345件~橋の流失など(RKB毎日放送)

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今回の記録的な大雨で九州の鉄道にも被害が相次いでいます。 JR九州は、橋が流失するなど345件の被害があったと明らかにしました。 JR九州によりますと、氾濫した熊本県の球磨川にかかっていた肥薩線の「球磨川第1橋りょう」と「第二球磨川橋りょう」が流失したのを確認したということです。 また、久大線では大分県九重町の豊後中村と野矢を結ぶ「第二野上川橋りょう」が流失したということです。 このほか、鹿児島線の熊本地区や鹿児島地区でも大規模な土砂災害などが発生していて、あわせて345件の被害を確認しているということです。 大きな被害が出た肥薩線では「かわせみやませみ」や「SL人吉」など観光列車を運行していて、今後、新型コロナの影響による落ち込みからの回復を見込んでいた沿線の観光産業にも影響が出るおそれがあります。 JR九州の災害による被害状況をまとめています。 これまでに4年前の熊本地震で豊肥線の肥後大津~阿蘇間、3年前の九州北部豪雨で日田彦山線の夜明~添田間が不通となっていました。 加えて今回の7月豪雨で、鹿児島線の長洲~植木間、同じく鹿児島線の川内~鹿児島中央間、久大線の日田~向之原間、肥薩線の八代~吉松間の4区間が当分の間、運転見合わせとなっています。 JR九州は、このうち鹿児島線の2区間については「早期の運転再開を目指す」方針です。 しかし、同じく運転を見合わせている久大線の日田~向之原間、そして肥薩線八代~吉松間のうち八代~真幸間については、橋の流失など多くの線路災害が起きていて復旧の見通しは、立っていないということです。

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(2020/07/13)