【名作照明に恋して】Vol.1 優しい光に包まれる、北欧のペンダントライト。(Pen Online)

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デンマーク人建築家のヴィルヘルム・ラウリッツェンが、自ら設計したデンマーク国営放送局のためにデザインしたペンダントランプが「VL45 ラジオハウス ペンダント」だ。ふっくらと愛らしいフォルムをもつ柔らかな乳白色のガラスシェードのランプは、ヴィンテージ市場でも人気を集める。2016年、ラウリッツェンとともにオリジナルの照明を製造したルイスポールセンが復刻すると、より広く人気を得るようになった。 ラウリッツェンはデンマークのモダニズムを築いた機能主義建築の先駆者だ。彼は自然光を活かした建物を得意とし、南西向きの大きな窓からの温かい光、北東からのクールな光を組み合わせ、その空間にいる人や家具に美しい陰影を生むように計算していたという。このランプもまた、乳白色のガラスを通じて空間全体を柔らかく照らすソフトな拡散光、そして底部のガラス開口から放たれるシャープな直接光を併せ持つ。室内を柔らかく照らし、手元はしっかりと明るく。時代を超えていつまでも、機能的に暮らしを支える照明だ。

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(2020/07/13)