買い物客の「呼び戻し」に勤しむ、屋外ショッピングモール(DIGIDAY[日本版])

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店舗閉鎖から数カ月が経ち、顧客を取り戻すにはどのような対策を取れば良いか。それに取り組むために、ショッピングモールとそのテナントたちは、これまでにないレベルでのコラボレーションを求められている。屋内でのコロナウイルス罹患のリスクを恐れる人々を考えると、屋外のショッピングモールは有利かもしれない。しかし、すべてのアクティビティが屋外へと移行することで、アウトドアダイニングやオープンエアのエクササイズクラスなどの競争が激化する。そして、夏に入ってから、こういったアクティビティへの熱意がどれほど続くのかもまだわからない。 「自宅待機以外のアクティビティであれば何に対しても、なかでも特に屋外の飲食体験に対して、買い物客からの需要が急騰しているように思われる」とオムニコム・リテール・グループ(Omnicom Retail Group)のコマース部門シニア・バイスプレジデントであるブライアン・ギルデンバーグ氏は言う。 「特に週末において、来客数に大きな増加が見られている。多くの人たちが良い天気を楽しもうとして、ここに来ている」と、WSディベロップメント(WS Development)のバイスプレジデントであるトッド・ノーリー氏は言う。WSディベロップメントはボストン・シーポートを所有している企業だ。マサチューセッツ州は屋外でのレストラン飲食に加えて、リテーラーも6月8日にオープンを許可しており、現時点でボストン・シーポートの店舗の73%はオープンしている。 コロナウイルス以前のボストン・シーポートの戦略は、ほかの新規ショッピング施設と同様に、アクティビティ主催を優先するものだった。そして典型的なショッピングモールに並ぶアパレルリテーラーよりもモールに定期的に人々を呼ぶようなテナントを確保していた。ここ数年のあいだ、春と夏にはファーマーズマーケットを主催している。また、ボストン・シーポートは、エバーレーン(Everlane)やメジューリ(Mejuri)といったD2Cブランドにも人気の場所となっている。

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(2020/07/13)