古江、安田の高校後輩・小野貴之が首位 日刊アマ(日刊スポーツ)

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<ゴルフ:日刊アマ全日本シングルプレーヤーズ選手権>◇決勝第1日◇13日◇兵庫・よみうりCC(6936ヤード、パー72) 【写真】1打差の2位は、雨と季節外れの冷え込みの中71をマークした池田拓己 降雨による悪条件下で、小野貴之(19=近大)が2アンダー、70をマークしてトップに立った。滝川二高ではミレニアム世代の古江彩佳、安田祐香の1年後輩で男子主将。昨年の男子ツアー・関西オープンで同組だった藤田寛之に憧れる19歳が、関西王者に王手をかけた。1打差2位は池田拓己(19)と光成良治(17)。アンダーパー3人は全員10代だった。    ◇   ◇   ◇ 雨でコンディションが悪化したコースで、小野は70をマークした。奪ったバーディーは4個。だが、真骨頂はそこではない。9番パー5は第1打をOBにしたのに、ボギーでしのいだ。18番パー5は第2打を池ぽちゃしながら、残り105ヤードの第4打を54度のウエッジでピン50センチにつけ、ナイスパーを決めた。 「アウト、インとも最後のロングで…」。浮かべた苦笑いと裏腹に、我慢できたことがうれしそうだ。 昨年5月、初めて出場したツアー競技・関西オープンの予選2日間、ベテラン藤田と同組で回った。「小技がすごいです。難しい場面での引き出しの数が多くて」。忘れられないシーンがある。グリーン奥ラフからのアプローチ。ライは逆目、グリーン面は下りが入り、ピンまで15ヤード。藤田が思い切りフェースを開いたロブショットで、絶妙のパーをセーブした。「身長も近くて、プレースタイルも僕が目指すところ。憧れです」。将来、藤田のようなツアープロになりたい。 滝川二高では、たっぷり刺激も受けてきた。1年先輩に、ミレニアム世代の古江、安田がいた。「2人とも別格なんですが、気さくでおもしろい先輩」と言う。女子の祝勝会で「男子も頑張れよ」と言われるのが、いつものパターンだった。 今大会は、学生ゴルフ界で東北福祉大、日大と覇を競う大院大から8人出場している。近大1年の小野は「負けたくないですね」という。目指すのは、2日連続アンダーパー。粘りと負けん気で、優勝を狙う。【加藤裕一】 ◆小野貴之(おの・たかゆき)2001年(平13)6月23日、大阪府摂津市生まれ。ゴルフは父の影響で、10歳から。滝川二高1年で全国高校マッチプレー優勝ほか、全国高校選手権、日本

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(2020/07/13)