水沢商が雨中接戦制す 後藤同点打に監督感激/岩手(日刊スポーツ)

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<高校野球岩手大会:水沢商2-1久慈>◇13日◇1回戦◇八幡平市総合運動公園野球場 【写真】8回、犠飛で逆転し盛り上がる水沢商ベンチ 水沢商が久慈に逆転勝利し、雨中の接戦を制した。0-1で5回を終了し、その後1時間24分の雨天中断を挟む。それまで無安打に抑えられていた打線は「終盤勝負」と腹をくくった。 勝利の流れを引き寄せたのは8回。四球と犠打で1死二塁と好機をつくり、2番後藤悠太外野手(3年)がチーム初安打となる、左前同点適時打を放った。外野が処理もたつく間に三塁まで到達し、好機を広げた。続く千葉拓人内野手(3年)の犠飛で生還。試合をひっくり返し「仲間がつないでくれたチャンスだったので、積極的に振っていこうと思いました。1本出て良かったです」と笑顔で振り返った。 小山智之監督(53)は「ベンチで感激しました。7回までノーヒットに抑えられていましたけど、後藤がよく打ってくれた。雨天中断中に『仕切り直しだ。後半に流れが来るぞ』と選手に声をかけていました」。見事、ワンチャンスをモノにする劇勝だった。【佐藤究】

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(2020/07/13)