東京で連日200人 宮城への影響は?専門家「経済回復への影響懸念」(KHB東日本放送)

【リンク先抜粋】
東京では新型コロナウイルスの新規感染者が、200人を超える日が続くなど感染が拡大しています。 これについて、専門家は県内経済の回復に大きな影響を及ぼしかねないと指摘しています。 上野比呂企アナウンサー「松島観光船の乗り場の前です。観光客の姿は見られますが、いつもの7月と比べるとかなり数が少ないのが見て分かります」 日本三景松島の遊覧船は7月から便数を減らして、平日も運航しています。 しかし、利用客は例年と比べ、平日は2割ほど、土日は3割ほどに留まるということです。 松島島巡り観光船企業組合・眞野和彦理事「半分くらいが県外のお客さん、半分くらいは県内のお客さんです」 こちらでは利用客が戻らない中、1便ごとに1時間かけて船内を消毒するため稼働率は半減していて、必要経費も回収できていない状況が続いています。 厳しい状況下でも利用者数の回復を期待して運航を続けているだけに、担当者は首都圏の感染拡大が今後の客足に影響を及ぼすのではないかと不安を抱いています。 松島島巡り観光船企業組合・眞野和彦理事「コロナ対策は十分にしているつもりではあるんですが、足が遠のくというか宮城県もそうですが、避けられるような形は出るのか分かりませんが心配ですね」 七十七リサーチ&コンサルティングの首席エコノミストで地域経済が専門の田口庸友さんは、首都圏から県内への往来は現段階であまり戻っていないため、今回の感染拡大でのダメージは少ないとみています。 しかし、人の往来の回復が遅れることへの影響は大きいと話します。 七十七リサーチ&コンサルティング・田口庸友首席エコノミスト「第2波がなければという前提で、秋くらいには少しずつ回復してくると考えられたんですが、首都圏あるいは県内の感染者が広まるとどうしてもその不安心理が払しょくし切れない。秋冬にかけては様々なウイルス(の感染)が拡大するということが言われておりますので、回復がさらに遅れるという懸念はあると思います」

続きはこちら

(2020/07/13)