英サッカー選手にSNSで人種差別メッセージ 12歳少年を逮捕(BBC News)

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サッカーのイングランド・プレミアリーグ、クリスタル・パレスのFWウィルフリード・ザハ選手(27)に、ソーシャルメディアで人種差別的なメッセージを送った疑いで、12歳の少年が逮捕された。 ザハ選手は12日、アストン・ヴィラ戦に向けた移動の前に、ソーシャルメディアで自分を罵倒するメッセージがいくつか届いたと明らかにしていた。 ロイ・ホジソン監督は、「臆病で卑劣な」暴言だと批判。プレミアリーグも、「まったく受け入れられない」と非難した。 ザハ選手は、コートジヴォワール代表のFW(ウィング)。 クリスタル・パレスは12日の試合を0-2で落とした。 ■短時間で逮捕 ウエスト・ミッドランズ警察は、ツイッターで捜査着手をザハ選手に知らせた。その数時間後、容疑者の逮捕を明らかにした。 「サッカー選手が人種差別的メッセージを連続して受け取ったことを知り、捜査した結果、少年を逮捕した」と同警察はツイートした。 「ソリハルの12歳少年を拘束した。問題を指摘した皆さんのおかげだ。人種差別は容認されない」 ■「活躍を妨害」 ホジソン監督は容疑者の逮捕前、英民放スカイ・スポーツに、「いま『黒人の命は大事』(Black Lives Matter)の運動でともかく関心が高まっていて、こうした行為を根絶しようとみんな努力しているように思える」と述べた。 また、「選手が試合当日、朝一番にこんな臆病で卑劣な暴言を浴びるなど、とても残念だ。ウィルフ(ザハ選手)がこのことを公表したのは正しい。黙っているべきことだとは思わない」とした。 その上で、「(容疑者は)私たちのトップ選手が今日、活躍できないよう、妨害しようとした。こんな方法でやるなど許されない」と話した。 一方、プレミアリーグは、「この行為はまったく受け入れられない。プレミアリーグは声を上げたウィルフリード・ザハを支持し、いかなる差別にも反対する」と表明。 「オンラインで深刻な差別的暴言を受けた選手、監督、コーチ、その家族らをこれからも支えていく」と述べた。 プレミアリーグでプレーする選手たちは、6月にシーズンが再開されてから、すべての試合で開始時に片膝をつき、『Black Lives Matter』運動への支持を表明している。 (英語記事 Boy, 12, arrested over Zaha racist mess

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(2020/07/13)