韓国中央防疫対策本部長「WHOもコロナ終息難しいと認識、長期戦準備しなければ」(中央日報日本語版)

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鄭銀敬(チョン・ウンギョン)中央防疫対策本部長は13日午後の中央防疫対策本部定例会見で「世界保健機関(WHO)も『現在の状況では新型コロナウイルスを終息することは難しい』と話している。新型コロナウイルス流行に対する長期戦を準備することが必要だ」と述べた。 WHOの発表によると、世界的に新型コロナ流行が増え続けている。2月初めに2125人だった世界の新型コロナウイルスの1日新規感染者数は6月には10万人まで増え、7月には17万人を超え現在は23万人まで急増した。大陸別に見ると米州地域が全感染者の57.2%を占めており、アジア地域も20.3%と高い割合を占めた。 国別で致死率が最も高い5カ国はイエメン、フランス、ベルギー、英国、イタリアの順で、いずれも10%以上の致死率を記録した。 世界的流行が深刻化し韓国でも海外流入感染者が増加している。この2週間の感染経路を見ると、新規患者のうち海外流入が42.7%、国内集団発生が35.5%で、海外流入患者が市中感染患者を上回った。 防疫当局は現在海外からの入国者を2週間にわたり施設または自宅に隔離して診断検査を義務的に実施している。先月23日からは新型コロナウイルス感染危険度評価に基づいて防疫強化対象国を指定し、ビザ発給と航空便制限などの措置も施行している。 鄭本部長は「9日からは防疫強化対象国から入る定期航空便の座席占有率を60%以下で運航し、防疫強化対象国に向け出国する場合には再入国許可を制限している」と説明した。 そのほかにもこの日からは防疫強化対象国から入国するすべての外国人に入国時に出発日基準48時間以内に発行したPCR陰性確認書の提出を義務づけた。 鄭本部長は「6カ月間多様な集団発病事例を体験し、あらゆる努力でコロナ流行を統制した。長期間コロナとともに暮らしていくほかない状況のため、密閉・密集・密接の3密環境を避け、マスク着用、手洗い、換気、消毒など新型コロナウイルス予防の基本ルールを日常化するよう望む」と話した。

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(2020/07/13)