「CSR教育を従業員にする会社」は株価パフォーマンスも好調なのか(MONEY PLUS)

【リンク先抜粋】
CSR(シーエスアール:Corporate Social Responsibilityの頭文字)という言葉、初めて耳にする読者も少なくないでしょう。日本語では“企業の社会的責任”と呼ばれます。企業は社会に大きなインパクトを与える存在です。ですから利益を求めるだけでなく、さまざまな社会の課題に答えて、世の中が良くなるような行動をとる責任があるということです。 社会の代表的な課題と言えば地球温暖化の原因のCO2(二酸化炭素)排出です。私たちの身近でも、ゴミを減らすことで燃やすものを減らしてCO2削減したいと考える方も多いでしょう。とは言え、工場では大量な燃料を燃やします。私たち個人がいくら努力しても企業でも削減努力をしてもらわないと、CO2全体の削減はできません。 6月20日にシベリア北部の町ベルホヤンスクの気温が38℃まで上昇して、北極圏の歴史的な最高気温を記録する衝撃的な出来事が起こりました。北極圏が東京の夏と同じような暑さとは驚きですが、シベリア上空で南からの暖気が断続的に流れ込んでいることが理由とのことです。 新型コロナウイルスの影響で多くの経済活動が滞ったことから、春先には工場の稼働もストップして公害も減り空気がきれいになったというような話もありました。しかし、地球温暖化も少し後退したのではとも思いきや、構造的に温暖化の流れは進行中と考える方が多数であり、引き続き、企業のCO2削減努力が一層必要な状況になっています。 社会の課題はCO2排出だけではありません。例えば、ここのところ世界的な問題となっている差別に関する問題、廃棄物の処理に関する問題などさまざまです。これらの社会課題に対して解決に向けた姿勢を取ることがCSRを実践することになります。 ただCSRの難しい点には次のようなケースがあります。会社の企画部門で非常に基本的なルールとして“ゴミの分別”を決めたとします。しかし現場でテキトーな対応をしていたらどうでしょうか?あるいは工場で廃棄物処理の決まりを厳格にしていたとしても、現場のスタッフがゆるい対応をすることだってあるかもしれません。 別の社会課題として差別に関する問題だったら、なおさら従業員一人一人の自覚が重要となります。となると従業員に対するCSR教育はとても重要なのです。

続きはこちら

(2020/07/13)