【C大阪】今季初黒星で浮かび上がったボランチ藤田直之の重要性。指揮官に求められる代役の人選(SOCCER DIGEST Web)

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[J1リーグ4節]C大阪0-2名古屋/7月12日(日)/ヤンマースタジアム長居  リーグ再開後に好調な滑り出しを見せていたセレッソ大阪が、再開後初めての有観客試合で新たな課題を突きつけられた。4026人のサポーターが駆けつけた名古屋グランパス戦は、0-2の完敗で今季初黒星。開幕からの連勝は「3」でストップし、首位から陥落した。 【動画】今季初黒星。0-2と完敗の名古屋戦のハイライト  38分にCKからオウンゴールで先制され、かつ名古屋の守備陣をなかなか崩せない展開に、ロティーナ監督は普段よりも積極的な交代策に打って出た。後半開始から豊川雄太、52分には都倉賢とルーカス・ミネイロを投入。そして61分に柿谷曜一朗、70分には片山瑛一を送り出して早々に交代枠を使い切った。だが、流れを思うように引き寄せられず、逆に名古屋に2点目を奪われ突き放された。裏目に出た采配のひとつが、藤田直之とL・ミネイロの交代だった。  左足からテンポの良い球出しをする新加入のL・ミネイロは、今季最も長い出場時間を与えられたが、持ち味を発揮することができない。61分には自陣でボールの処理に失敗し、そのミスが2失点目に直結。周りとの連係面でも不安定さが目立った。  試合後、この交代の意図を問われたロティーナ監督は次のように説明した。 「アイデアとしては、彼(L・ミネイロ)はボールを早く動かすことが得意で、その特徴を出してほしかったこと。また、ナオ(藤田)に疲れが見え始めたこと。そして、セットプレーでの高さも必要としていたので起用しました。逆転できなかったことから、この交代が良くは映らないかもしれないが、そういった意図がありました」    藤田を欠いてから明らかにパスワークのリズムが悪くなったことを踏まえれば、指揮官の思惑は外れたと言わざるを得ない。また、ゲームメーカーとして藤田の存在の大きさを改めて感じさせられたことも事実で、ボランチの層の薄さを露呈する形となってしまった。  本来なら、新加入のL・ミネイロらはルヴァンカップの出場などを通じて、指揮官の求める戦術などを徐々に理解していくはずだった。だが、新型コロナウイルスの影響で日程が変則になり、再開後はリーグ戦が過密日程で続いていく状況となった。33歳の藤田をずっと使い続けていくことは不可能で、その代役は必要不可欠。だが、その役回りを

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(2020/07/13)