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　日本相撲協会は１３日、東京都墨田区の両国国技館で臨時理事会を開き、大相撲７月場所（１９日初日、両国国技館）について、観客を入れて開催することを決めた。１日の観客数は約２５００人に制限する。本場所の開催は史上初めて無観客で行われた３月の春場所以来、４カ月ぶり。観客を入れての開催は１月の初場所以来、半年ぶりになる。 　また臨時理事会は、例年１１月に福岡県で開催される九州場所を両国国技館で代替開催することも決定した。毎年１２月に行っている冬巡業は中止する。 　同協会の八角理事長（元横綱北勝海）は「力士たちは皆、４月から約３カ月半、厳しい外出規制や感染予防策を忠実に守り、７月場所に備えてきた。大相撲ファンの皆さまのご期待に沿った、迫力ある土俵をお見せできることと存じる」などとする談話を出した。 　新型コロナウイルスの感染拡大を受け、同協会は５月の夏場所を中止。さらに移動に伴う感染リスクを考慮し、例年愛知県で開催されている７月場所を東京開催に移し、当初は無観客での開催を模索した。すでに観客を入れているプロ野球やサッカーＪリーグを参考に観客動員に踏み切った。

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(2020/07/13)