かなり明るい彗星が地球に接近中、いつ、どの方角に見える?(ナショナル ジオグラフィック日本版)

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 ネオワイズ彗星は、7月の中頃までは夜明け前にしか見ることができない。遅くとも日の出時刻の45分前には外に出て、北東の地平線のすぐ上を見てみよう。ぎょしゃ座のカペラという明るい星が目印だ。彗星はカペラのすぐ下にあり、東には金星(明けの明星)が見える。  7月15日頃からは夕方の空で見えるようになり、さらに見つけやすくなる。日没後の北西の空、おおぐま座(北斗七星)の下に見えるはずだ。日を追うごとに地平線からの高度が高くなる。  貴重な天文現象を見る絶好の機会だが、観察するには少しだけ準備が必要だ。「空を見上げればすぐわかるというものではありません」と、米アリゾナ州にあるローウェル天文台の上級天文学者デイブ・シュライヒャー氏は言う。「見るべき場所がよくわかっている必要があります。それに、双眼鏡が役に立つでしょう」  それでも、過去数日間にソーシャルメディアに投稿された写真を見ると、この彗星はかなり見応えがありそうだ。1997年の夜空に輝いたヘールボップ彗星以来の明るさになるかもしれない。2007年に地球の横を通り過ぎていったマックノート彗星は、今のネオワイズ彗星よりも明るかったが、見えたのは主に南半球だった。 「この彗星が大きな話題になるのは当然です」と、写真家のマルコム・パーク氏は話す。氏は7月5日の朝にカナダのオンタリオ州東部の自宅から、長く尾をひくネオワイズ彗星を撮影した。

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(2020/07/13)