考えすぎなダメ企業、ゆるふわな一流企業。実行力の差は会議の仕方にあった(HARBOR BUSINESS Online)

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 ああでもない、こうでもないということを思いあぐねて、結局いつまでたっても行動発揮できない。PCを前にして、プランはとても精緻にしっかり立てるけれども、実行に移せない……。  このような状況が、あちこちで見られる。能動性と瞬発力が発揮されないから実行に移せない、実行に移せないから成果が出ないという繰り返しになってしまう。  対話や会議でも同じことだ。ああでもない、こうでもないと議論を繰り返して、いつまでたっても会議で合意形成できない。時間切れの会議が繰り返され、合意形成できず、頭のなかであれこれ考えているだけなので、実行に移されない。  こんなことを繰り返していたら、参加者は会議で発言しても無駄だと諦めの境地にいたり、会議で発言がされなくなり、誰も何も言わぬまま形式的に合意するだけという、「見せかけの合意」に陥ってしまう。見せかけなので、この状態でも実行に移されない。  ああでもない、こうでもないと議論が続いてしまうのは、無節操に意見が出されたら端から議論しようしてしまい、いつまでたっても収束しないからだ。ある方針を合意形成したいのであれば、その方針に対する異論や懸念を「洗い上げる」時間、洗い出された異論や懸念を最も深刻なものから順に並び替えるように「掘り下げる」時間をもてば、最も深刻なものから順に議論できる。異論や懸念を洗い上げて、掘り下げるだけで、相当程度、合意形成時間が短縮できるのだ。

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(2020/07/13)