NAVERまとめのサービス終了。Webサービスの「世代交代」はGoogleが司る!?(HARBOR BUSINESS Online)

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 私たちが普段目にする「検索結果」は、検索エンジンを管理する運営側が主にAIを用いて管理している。検索エンジンのシェアは日本だけでなく世界中で実に90%近くがGoogleのサービスで占められており、Googleの意向によって検索結果は決められているといっても過言ではない。  一方、WEBサービスが収益を上げるためには、基本的に「PV(ページビュー)」が必須になる。このPV数を確保する手段はいくつかあり、代表的なものが「ページを検索結果の上のほうに表示すること」だ。私たちは調べものをするとき「検索してすぐに出てきたもの」、つまりより上位に表示されたページをクリックしがちだ。それゆえにページを上位に表示させることはWEBサービスにとって死活問題であり、上位表示を目指すためのテクニック「SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)」はもはや常識になっている。  しかし、Googleもただ漫然と検索結果を表示しているわけではない。彼らのビジネスも検索結果の「質」に左右されるものであるがゆえ、2014年ごろからWEB上のページを評価するための指標を調整してきた。  それは定期的に実施されるようになったが、とくに近年はページを評価するAIのアルゴリズムを見直す「コアアルゴリズムアップデート」を年に何度か行うようになった。このアップデートで見直される評価基準は無数にあるので具体的には触れないが、一言でまとめれば「E-A-T」こそが肝である。  この「E-A-T」とは何かといえば、それぞれ「Expertise(専門性)」、「Authoritativeness(権威性)」、「Trustworthiness(信頼性)」の頭文字をとった造語であり、Googleがこれらを重視したことでNAVERまとめを代表とするユーザー参加型サービスやキュレーションサイトは大打撃を受けたと推察される。  なぜかといえば、これらのサイトはGoogleの求める評価基準とズレる場合がほとんどだからだ。先ほども触れたようにNAVERまとめはあらゆるジャンルのまとめ記事を「網羅的」にまとめるもので、専門分野に特化したサイトではない。権威性と信頼性という部分でも、誰でも記事を作れるという性質上、専門家が作る記事にはどうしても劣る。  結果としてGoogleはキュレーシ

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(2020/07/13)