オリックス・Aロッド、9回2死から逆転サヨナラ弾(日刊スポーツ)

【リンク先抜粋】
<オリックス4-3日本ハム>◇10日◇京セラドーム大阪 「あと1球コール」をオリックスの新助っ人アデルリン・ロドリゲスが一振りで切り裂いた。2点を追う9回2死一、二塁、カウント1-2。強振し、バットを放り投げると弾丸ライナーが左翼スタンドに突き刺さった。劇的な4号逆転サヨナラ3ラン。今季初めてスタンドで見守ったファンの鳥肌を立たせた。 【写真】サヨナラ3点本塁打を放ち喜ぶロドリゲスとナインとファン 「とにかく興奮しています。感触は最高だった。打った瞬間、入ると思った」 捉えた瞬間、一塁側ベンチを見た。ナインは両手を突き上げ、飛び出してくる。ゆったりとダイヤモンドを回ったロドリゲスが、本塁手前でヘルメットを高々と投げると歓声は最高潮に達した。「声援は力になります。お客さんのエネルギーはすごく感じました。ファンのために試合をするというのが(プロの)試合ですから。エネルギーを感じながらプレーすることができました」。 18年に1度は来日。ロッテの入団テストを受けるも不合格通知が届いた。メジャー経験はないが、マイナー通算174本を放つなど長打力が魅力だった男は、オリックスで飛躍の場を得た。「一生懸命やるしかない。ベストを尽くすのが自分の仕事」。一塁守備では失策も目立つ。ただ、常に全力。凡打でも一塁ベースを全速力で駆け抜ける。 チームは13試合連続アーチで、今季初のサヨナラ勝ち。借金を「5」とした。西村監督は「みんな、諦めないという気持ちが強かった。絶対に負けられないゲームで最高の結果が出た」と選手たちを褒めた。 9回2死からミラクル勝利。「ジョーンズ選手、T-岡田選手が(四球で)塁に出なければ自分のホームランで試合が終わることはなかった。2人が塁に出てくれて自分に回してくれた」。お立ち台で手を挙げるロドリゲスを、ファンの拍手が包んだ。【真柴健】

続きはこちら

(2020/07/10)