柳田が本拠1000勝劇的弾!ソフトバンク4位浮上(日刊スポーツ)

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<ソフトバンク2-1楽天>◇10日◇ペイペイドーム メモリアルには、やっぱりこの男が似合う。ソフトバンクが誇る「背番号9」柳田悠岐外野手(31)が、延長10回、先頭打者でサヨナラの7号ソロを放った。ファンを迎えての「開幕戦」を感動で締めくくった。これで福岡ドーム時代から数えて本拠地1000勝を達成。大敗での連敗を喫していた首位楽天との激戦に終止符を打った男のバットはますます波に乗る。チームは4位に浮上した。 【写真】中越えにサヨナラ本塁打を放ち笑顔で生還する柳田   ◇     ◇     ◇ 両手に確かな感触があった。1-1の延長10回。ソフトバンク柳田は振り切ったバットを握ったまま、打球が飛んだセンター方向を向いた。観客1839人が一斉に立ち上がる。柳田はバックスクリーン左で打球が弾む前に右手でガッツポーズを作った。先頭で打席に入り、シャギワの高めを仕留めるサヨナラ弾。「開幕戦」で主役を演じた。 柳田 拍手もあって、選手たちはいつも以上に引き締まったと思います。うれしいです。 「ギータ!」の声援が飛び交う中、お立ち台でとびっきりのスマイルを見せた。「豪雨被害で大変な時期。自分は野球をするだけです。少しのファンしか球場に来られないですけど、テレビの前のファンのためにもいいプレーするだけです」。今年初めて公式戦でペイペイドームに足を運んだファンから、さらなる拍手が沸き起こった。 楽天に大量失点して連敗を喫していた。柳田は8日は2発を放ちながら打ち負け、9日は4打数無安打。悔しかった。この日も先発則本昂の前に2打数無安打2四球。逆襲の時を待っていた男は、一振りでチームを救った。「甘い球だけはしっかり打てるように。後悔だけはしたくないですから」。そして、2回に今季初となる先制ソロを放ったベテランへの気遣いも忘れなかった。 柳田 松田(宣)さんが一番喜んでました。「オレはやっぱりプロ野球選手や」と言ってました。真のプロ野球選手だと思います。ボクは必死にやってるだけです。 1993年に福岡ドームでスタートしたこの球場で、積み重ねてきた勝利数が1000となった。試合前、王球団会長がペイペイドームに隣接する施設に移転した「王貞治ミュージアム」を内覧し、チームの変化を“予言”していた。「ファンの反応や、熱気を感じられるのは本来のペース。選手たちは別人のようにはり

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(2020/07/10)