中古フェラーリを維持する大きな不安から解放へ!? 認定中古車という選択肢はアリなのか(連載:29歳、フェラーリを買う)(GQ JAPAN)

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フェラーリの新型「ローマ」を購入しようと意気込んだものの、納車に時間を要することが判明! すると、担当するセールス・エグゼクティブの嶋田兼浩さんが「ローマが納車されるまでのあいだ、認定中古車に乗りませんか?」と、思いもよらぬ提案があった。訊くと、新車が納車されるまでのあいだ、認定中古車のフェラーリを購入するオウナーは多くいるという。 所有する360モデナは2000年製である。つまり、20年前のクルマだ。部品によっては入手に時間を要するし、不具合もそれなりにある。この1年のあいだ、ドアロックのトラブルやF1マチックのオイル漏れを経験した。整備に要した費用は3桁万円だ。 もちろん、この費用には予防的な整備も含む。愛車について、担当するフェラーリ横浜サービス・センターの高橋忠久工場長は「去年の車検時、各所を整備したのでコンディションは良いです」と、述べる。 が、はたしてこの先、トラブルフリーで日々過ごせるという保証はない。これはフェラーリに限った話ではなく、20年前の輸入車であれば大体おなじだろう。メルセデスやBMWなども、やはり故障はそれなりに発生するようだ。なかには直すのに長期間かかることもあるだろう。以前、メルセデスの取材をしたとき「初代SLKの電動ハードトップは、故障すると修理出来るメカニックが非常に少ないので、時間が掛かります」と、聞いたことがある。 ボクは360モデナを愛している。が、毎年、整備費用に3桁万円要するのであれば、さすがに維持するのはしんどい。もちろん、毎年多額の費用が発生すると決まっているわけではないものの、もしものときを考えると、「このままずっと維持できるのだろうか……」と、不安になる。 そこで、ローマや認定中古車の購入を検討開始した。360モデナも好きだが、フェラーリというブランドも好きになったからだ。かなり以前にも記したが、ボクはスーパーカーがどちらかというと苦手だった。うるさいし、乗り心地が悪いし、維持費も掛かりそうだし……と、ネガティブな印象しかなかった。 が、実際にフェラーリを所有して、はじめて「フェラーリは素晴らしい!」と、実感した。希少性や優れた内外装のデザイン、エキゾチックなエンジン・サウンド……自分のモノにしたことで、たっぷり堪能できたからこそ、素晴らしい! と、思えた。しかも、これらの魅力的な要素は360モデナ

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(2020/07/10)