神話の怪物にちなんだ別名を持つ惑星状星雲(sorae 宇宙へのポータルサイト)

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こちらは「ふたご座」の方向およそ1500光年先にある惑星状星雲「Sharpless 2-274(Sh2-274)」の一部を捉えた画像です。惑星状星雲は太陽のように比較的軽い恒星が赤色巨星を経て白色矮星へと進化する過程で形成されるもので、赤色巨星だった頃に周囲へ放出されたガスが中心星の放射する紫外線によって電離することで輝いています。カラフルな色合いのうち赤色は水素、水色は酸素の分布を示しています。 惑星状星雲には球形や砂時計形などいろいろな形がありますが、Sh2-274の場合は半円形の弧を描くように4光年ほどの範囲に渡ってガスが広がっています。その一部を捉えた冒頭の画像でも何本かのフィラメント状のガスがうねるように見えていますが、この蛇行するようなガスがギリシャ神話に登場する怪物の頭を連想させるとして、Sh2-274は「メデューサ星雲」の別名で呼ばれることもあります。

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(2020/07/10)