ウィル・スミス、過去に警察から受けた差別を告白「10回以上Nワードで呼ばれた」(Billboard JAPAN)

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 ポッドキャスト『On One With Angela Rye』に出演したウィル・スミスが、地元フィラデルフィアで幼少期に受けた黒人差別を赤裸々に語った。  今年5月に起こったジョージ・フロイド殺害事件を発端に現在も続いているBlack Lives Matter運動について、ウィル・スミスが公言するのは初めてに近い機会となったが、ウィルは「俺が子供だった頃は、フィラデルフィアは(フランク・)リゾが市長を務めていた。彼は警察長を経て市長になったが、強圧的な姿勢だった。」「警察にNワード(黒人を指す蔑称)で呼ばれたことは10回以上ある。俺がガキだった頃のフィリーの警察は、お咎めを受けることなく動けたんだ。」と自身の経験を語った。  現在51歳のウィルは当時自分が警察に対して感じていたイメージについて「警察との関係性についてすごく理解できるんだ、彼らに抑圧されているっていう感じ……どうしようもできない圧力だ。白人のキッズたちは、(当時)警察が姿を現すとハッピーだったけど、俺の心臓はいつも(怖くて)バクバクした。こういう経験なく生きてきた人たちには、完全に理解できないだろうなって思ってる。支配されたテリトリーで生きるってことがどんな気持ちか、分かるはずがないんだ。」と明かしている。  ウィルは白人警察官によってジョージ・フロイド氏が殺害される様子を写したビデオを観た時、「(フロイド氏の首を膝で押さえていた)警官はポケットに手を突っ込んでいたけれど、その姿を観て『あんなことができるなんて、一体どんな神経をしているんだ?!』って感じた。」と茫然。同時に、この事件をきっかけに世界中で起こっているBLM運動も当然のことだという。「弾圧下では怒りというのは正当化される。それが非常に危険な方向へ進むこともある。平和的な抗議運動で俺が感心したのは、平和運動を起こしている人たちが、不当な扱いをする人々のその凶暴さを映す鏡になっているということ。その鏡を力強く掲げる参加者たちの姿に胸を打たれた。」と力を込めて述べている。  ウィル・スミスは南部の奴隷州を抜け出しユニオン軍に加わった黒人男性の実話をもとにした映画『Emancipation(原題)』で主人公ピーターを演じる。これまで奴隷をテーマにした映画に出演したことがなく、そういった映画を避けてきたとも話すが、その理由に「世界中の子供

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(2020/07/10)