甲子園の応援スタイルも様変わり 応援マーチは録音演奏(産経新聞)

【リンク先抜粋】
 新型コロナの感染者数が再び増加傾向にある中、観客は最大5千人に制限。大声を張り上げたり、ジェット風船を上げたりする応援が禁止され、ファンの観戦スタイルも様変わりした。  甲子園では雨が降り続く中、阪神がDeNAと対戦。甲子園の応援といえば、六甲おろしの合唱やジェット風船飛ばしが定番だが、降雨コールドゲームとなり、「ラッキーセブン」の応援が繰り広げられる七回裏まで試合が進行しなかった影響もあって、ファンは静かに試合を観戦した。  ジェット風船を飛ばす応援の代替策として、球団は風船のイラスト入りタオルの販売を開始。ファンも音楽に合わせてタオルを広げて踊ってもらう予定だった。球団営業部の河内英人課長は「甲子園駅前のタイガースショップでも全グッズの中で売れ行きは一番人気」と話す。観客にはマスクの着用が義務付けられているが、マスクに張り付けて装飾できる選手の背番号シールも人気だという。  球場内の「音」にも大きな変化があった。通常は外野席で音頭を取る応援団の生演奏があるが、各選手が打席に立つ際の応援マーチの録音演奏を流してムードを盛り上げた。  観客数が制限される中、7日からはファンが自宅や外出先から球場を盛り上げる「リモート応援」の実証実験も実施してきた。ファンはパソコンやスマートフォンの無料アプリを使用。選手の好プレーに合わせて「拍手」や「声援」のボタンをタップしたり、スマホを上下に振ったりすると、球場のスピーカーから拍手、歓声の録音が流される仕組みだ。  球団営業部の大西邦佳次長は「球場に行きたくても行けないファンの方々にも離れたところから声援を届けていただきたい。ファンの方々の反応に注目している」と話している。(上阪正人)

続きはこちら

(2020/07/10)