「マジョルカ残留への希望は久保の右サイド」現地紙(日刊スポーツ)

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ホームのマジョルカが9日に2-0で勝利した1部リーグ第35節レバンテ戦でゴールを決めた日本代表MF久保建英(19)とクチョ・エルナンデス(21)について、スペイン紙マルカは10日付の紙面で「タケとクチョ、救世主のコンビ」と題してその活躍ぶりを高く評価した。また同紙は最近のマジョルカの戦い方を分析し、チームが残留を成し遂げるために久保とポソが形成する右サイドが大きな希望になっていることを伝えている。 【写真】ジダン監督にシュートを直撃させた久保建英 まず久保については「右サイドの2選手のひとりは少なくとも、リーグ戦再開後、ブディミールのPKの2得点、サルバ・セビージャのFKの得点以外、全てに関与している」とチームの得点源であることを強調した。実際、久保はリーグ戦再開後、1得点2アシストを記録した他、2得点に直接絡む活躍を見せ、セットプレーの3得点以外の全得点に関わっている。一方、ポソはDFながら1得点1アシストを記録している。 またマルカ紙は、「マジョルカの攻撃は、2対1の局面を作り出すために右サイドを駆け上がるポソとコンビを組むタケの、相手左サイドバックへの絶え間ない攻撃が中心になっている。そこからビセンテ・モレノは相手サイドバックに対して、優位性と混乱を生み出すことを目指しており、タケは何度もそのアドバンテージを利用し、シュートを枠に飛ばしてきた」とマジョルカが右サイドで数的有利を作り出していると分析した。 そして、「この形が、マジョルカが最近戦った中の2試合で勝ち点3を積み重ねる助けになった方法であり、もし待望の残留を成し遂げたいなら、さらにそれが必要になるだろう」と残り3節に向け、久保とポソの攻撃が欠かせないものであることを訴えている。 マジョルカはこの後、1部残留目指して、上位のセビリア、グラナダ、オサスナ相手に最後の戦いに挑むことになる。(高橋智行通信員)

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(2020/07/10)