うつ病に効く? 気分が沈んでいる時に食べるべき物(All About)

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「好きな食べ物を食べて気分を上げる」という方法を肯定したばかりではありますが、元気を出す方法として好きなものを食べることを挙げる方は、意外なことに、気分が沈みやすい傾向の方であることが少なくありません。 「気分が沈みやすい人」というと、どちらかというと食の細い痩せ型の人を想像する方が多いのではないかと思います。しかし実際には、どちらかというと過食傾向で太り気味な人の方が、気分が沈みやすい傾向にあるといわれています。 さらに、気分が沈みやすく、うつ病や慢性的なストレスを抱えている人ほど、生活習慣病の罹患率が高いという報告もあります。これらは食が悪い形でのストレス解消法になってしまっているケースといえるかもしれません。 では、気持ちの落ち込みやストレスが高いと、どうして太りやすくなるのでしょうか。気持ちが沈んだり、ストレスを感じたりしている状態では、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりと、不眠症状も抱えがちです。眠れないことから生活習慣が乱れ、慢性的な生活の乱れから生活習慣病になりやすい生活スタイルになってしまうことも考えられます。 実際に、健康な人のグループとうつ病の人のグループを比べると、男性では肥満1度(BMI25~30)の人たち、女性では肥満2度(BMI>30)の人たちが、うつ病のグループに多かったという報告があります。それに対して、BMI<18.5の低体重では、比率に差がなかったようです。 さらに、うつ病の人のグループは健康な人のグループと比べてHDLコレステロールが低く、中性脂肪が高いという結果を得ているとし、うつ病とメタボリックシンドロームに何らかの関連があるのではないかと指摘もされています。痩せている人にこそうつ病が多いと思っていた人も多いと思いますが、意外な結果ですね。 もちろん、そもそもの落ち込みやストレスの原因が、健康的な生活リズムを保てないほどの激務などの場合もあるでしょう。きっかけがどこかは見極めにくいかもしれませんが、いずれにしても不健康に陥る原因や悪循環は、どこかで断ち切りたいものです。

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(2020/07/10)