ホンダ、F1開幕戦のメルセデスは“想定外の速さ”だった?「予選では驚かされた」と山本雅史マネージングディレクター(motorsport.com 日本版)

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 2020年シーズンのF1は新型コロナウイルスの影響により開幕が7月まで遅れることとなった。これにより、FIAは通常夏休み期間に設けているファクトリー閉鎖期間を4~6月に変更し、ホンダなどのパワーユニット(PU)メーカーもこの規則の対象とした。ホンダのF1マネージングディレクター(MD)を務める山本雅史曰く、この閉鎖期間はPU開発に少なからず影響を与えたようだ。 【F1動画】今年はバーレーンで2レース開催? しかも超高速”半オーバルコース”に? シミュレータで走ってみた!  開幕戦以降のPU開発が凍結されたことにより、ホンダはファクトリー閉鎖期間が終了してすぐ、開幕戦のオーストリアGPに向けて出来るだけ多くのアップデートを行なうために準備を強いられた。  オーストリアGPでは、メルセデスが終始圧倒的なパフォーマンスを見せた。その一方でレッドブル・ホンダは、予選でマックス・フェルスタッペンがポールタイムからコンマ5秒差の3番手、決勝では2台共に電気系統のトラブルに見舞われるなど、課題の残る週末となった。ただPUそのものにダメージはないようで、第2戦シュタイアーマルクGPでも同じPUを再び搭載する。 「中断期間中、FIAと全てのPUメーカーが、閉鎖期間を設けることに同意しました」と山本MDは語る。 「そのため我々のファクトリーでもシャットダウンを行ない、開発を停止しなければいけませんでした。そのため、当初予定していた開発スケジュールとは少しズレが出てしまいましたが、計画を立て直し、7月からの再開に向けて準備を進めてきました」 「新型コロナウイルスのパンデミックを受けたレギュレーション変更により、FIAはシーズン中のPUのアップデートを禁止しました。そのため、オーストリアで使用したスペックをシーズンの終わりまで使用しなければなりません」 「当初はシーズン中にいくつかのアップデートを計画していたので、その計画を変更してオーストリアGPまでに全てをまとめ上げる必要がありました」  山本MD曰く、開幕戦でホンダPUは期待通りのパフォーマンスを発揮したものの、ライバルであるメルセデスの進歩が予想外に大きかったという。 「プラクティスでは、ダイノテストで期待されていた通りの結果が出ていました。ロングランでは特にそれが顕著でした」 「よって全てが計画通りだったので

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(2020/07/10)