鹿児島県伊佐市の集落で孤立の危機 住民の避難生活続く(MBC南日本放送)

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鹿児島県内ではこれまでの記録的な大雨で、各地で被害が相次いでいます。道路やライフラインが土砂崩れで分断され一時、孤立の危機にあった伊佐市の集落では、住民のほとんどが避難し、一日も早く日常が戻ることを願っています。 熊本県との県境に位置する伊佐市の布計地区に住む久木山一利さん(90)です。久木山さんが住む布計地区は今回の記録的な大雨で、集落と市街地を結ぶ県道が土砂崩れで通行止めとなり一時、孤立の危機に。9世帯10人は、伊佐市のキャンプ場で避難生活を送っています。 地区では8日、停電が復旧し、10日も電話線などライフラインの復旧が進みましたが、唯一通れる道路は車道の半分が崩落している危険な状態が続いており、集落に戻っての生活は難しい状況が続いています。 経験のない大雨に恐怖を感じたと話す久木山さんですが、当初、市からの避難の勧めに応じませんでした。 (久木山一利さん)「(亡くなった)家内のお骨をひとり置いておくわけには、いかないと思った」 久木山さんはその後、役場や家族の説得で避難に応じました。 (久木山さん)「安心はしているけれど、いつ帰れるか心配。できるだけ早く道路を開通させてほしい」 久木山さんら布計地区住民の避難生活は、3日を迎えました。慣れない避難所生活で疲れもピークを迎えていますが、集落へ続く県道の復旧にはまだ10日程度かかる見込みで、久木山さんは1日も早く日常が戻ることを望んでいます。

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(2020/07/10)