鹿児島県内 11日にかけて再び大雨のおそれ 土砂災害に警戒(MBC南日本放送)

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鹿児島県内では、11日にかけて再び激しい雨の降るおそれがあります。各地で記録的な大雨となっていて、県内では引き続き土砂災害に警戒が必要です。 気象台によりますと、梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。このため、薩摩地方では11日明け方から夕方にかけて、大隅地方では11日明け方から朝にかけて激しい雨が降る見込みです。 県内では、今月2日からの記録的な大雨で地盤が緩んでいるところがあり、今後の雨により、さらに広い範囲で土砂災害の危険度が高まる見込みです。 今月2日の降り始めからの総雨量は、鹿屋市で1126・5ミリで、平年の年間降水量の半分の雨に相当します。また、指宿市では845・5ミリと平年7月1か月の2・8倍の記録的な大雨となっています。 現在、鹿児島市や日置市、長島町、霧島市、湧水町、薩摩川内市甑島、南さつま市、南大隅町、三島村に大雨警報が出されていて、気象台は土砂災害に警戒を呼びかけるとともに低い土地の浸水、河川の増水などにも注意を呼びかけています。 特に薩摩、大隅地方では11日夕方にかけて、三島村では11日未明にかけて土砂災害に警戒してください。 現在、鹿児島市のおよそ3万9000世帯7万100人に「避難勧告」が出されているほか、大崎町と垂水市の全域合わせておよそ4万400世帯8万3600人に「避難準備・高齢者等避難開始」の情報が出されています。 新型コロナウイルスの感染が拡大する中、大勢の人が集まる避難所に行くのは抵抗があるかもしれませんが、災害の危険が差し迫った場合はためらわずに避難所へ避難して下さい。

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(2020/07/10)