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　土砂災害への警戒が続きますが、7月10日は21人が犠牲となった鹿児島県出水市針原地区の土石流災害が発生した日です。発生から10日で23年となりました。出水市の針原地区では1997年7月10日の未明、それまで降り続いた雨の影響で山の斜面が崩落しました。そして、土石流となって砂防ダムを乗り越え幼い子どもを含む21人が死亡するなど大きな被害が出ました。 　今年は新型コロナウイルスの感染防止のため例年、市と自治会が開いている慰霊式を中止し、遺族や関係者のみが花を手向けました。23年前に土石流が発生したのは雨がやんだ後でした。今回の大雨でも、地盤が緩んでいるところがあり警戒が必要です。

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(2020/07/10)