日本初上映作品を多数ラインナップ 台湾映画の「いま」を知るイベント開催(中央社フォーカス台湾)
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(台北中央社)台湾映画の「いま」を伝える上映・トークイベントが8月から、東京・虎ノ門の台北駐日経済文化代表処台湾文化センターで開催される。プログラムディレクターを務める台湾映画コーディネーターの江口洋子さんは中央社の取材に対し、「新しいクリエーターが生み出す多様性と奥深さを知ってもらいたい」と開催の狙いを語った。
同イベントは2016年に初開催され、今年で5年目となる。台湾文化センターと、江口さんが主宰するアジアンパラダイスが共催。今年は新作・日本未公開作品を揃えるとの方針の下、「進化する多様性」をテーマに、幅広いジャンルから良作を選んだ。江口さんは選定基準について、「作品のクオリティーと、クリエーターのチャレンジ精神を重視した」と話す。
イベントは8月から11月まで、全8回開催。上映作品は、「ぼくの人魚姫」(傻傻愛你,傻傻愛我)▽「楽園」▽「ここからの未未」(未来無恙)▽「狂徒」▽「孤独なあなたたちへ」(致親愛的孤独者)▽「アウトサイダー」(闘魚)▽ 「よい子の殺人犯」(最乖巧的殺人犯)▽「ギャングだってオスカー狙いますが、何か?」(江湖無難事)―の8本。江口さんによれば、オムニバス映画「孤独な~」の短編「小薰」(2923)と「ギャング~」以外は全て日本初上映となる。いずれも2018~2019年製作。
各回では作品の上映とともに、作品の解説や台湾映画にまつわるトピックスを紹介するトークも行われる。
第1回は8月1日に開催。俳優のラン・ジェンロン(藍正龍)が初めて監督を務めた「ぼくの人魚姫」を上映する。入場は無料で、20日正午から台湾文化センターの公式サイトで申し込み受付を開始する。
(編集:名切千絵)