宇津木妙子「国内外にソフトボールを広めたい」東京五輪に向けた思いを語る(TOKYO FM+)

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宇津木さんは、1953年生まれの埼玉県出身。中学からソフトボールを始め、高校卒業後、実業団入り。1974年には最年少で、日本代表として世界選手権に出場し、準優勝に貢献。 現役引退後、日本代表の監督として、2000年シドニーオリンピックで銀メダル、2004年アテネオリンピックで銅メダルを獲得するなど手腕を発揮し、現在は、ビックカメラ女子ソフトボール高崎のシニアアドバイザーや、日本ソフトボール協会副会長などをつとめ、ソフトボールの普及活動に尽力しています。 藤木:宇津木さんといえば、連続でノックを打つ、いわゆる“速射砲ノック”で有名ですが、もともとノックはお上手だったのですか? 宇津木:特に意識はしていなかったんですけど、ただ女性を指導するにあたって、あまり“考える時間”をおきたくなかったんですね。自分が現役のときもそうだったのですが、“間”がありすぎると余分なことを考えちゃうんです。 だから、とにかく選手たちに考えさせないように常に緊張感を持ちながら、ボールを待つ時間は、なるべく少なくするようにという感じで、(ノックが)速くなったんですよ。 藤木:なるほど。 宇津木:ノックを打っているほうも疲れるし受ける選手も疲れますし、私は“ノックは会話”だと思っていて。いま選手がどういう状況で(ノックを)受けているかとか、元気なのかとか、体調も見てわかりますから。 藤木:ノックを通じてわかることがあると。 宇津木:“女性だからこそわかる部分”って、いっぱいあるじゃないですか。だから、選手たちが可哀想と言えば、可哀想かもしれないですね(笑)。 藤木:“限界まで追い込むぞ”っていう(笑)。 宇津木:いまはもう、そういう時代じゃないのかもしれないですけど、やっぱりうまくなりたい選手は(自分に)向かってくる。“妥協”って、誰しもがしてしまうじゃないですか。そのうえで、“どう選手と向き合ってやれるか”ということが、すごく大事なのかなって。(現役時代は)自分もそうでしたし。 藤木:そういう練習量って、裏切らないんじゃないですか? 宇津木:そうですね。やっぱり、ワンプレー、ワンプレーに必ず出ますからね。

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(2020/07/10)