7月豪雨 野菜が高い!居座り梅雨前線 財布に打撃(静岡県)(静岡放送(SBS))

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長く降り続く雨は、河川の氾濫や土砂災害など大きな爪痕を残しています。一方で、農作物の生育や魚の加工品の製造にも影響し、価格の上昇を引き起こしています。 <買い物客>「値段がここしばらくは高い」「いつもはもっと安く買っている」  静岡市駿河区のスーパー田子重では、このところ、野菜の価格に異変が起きています。 <増田克己店長>「ニンジン1袋198円です」 さらに… <増田克己店長>「じゃがいもは1袋298円。例年なら198円や158円」  一部の野菜などが普段の2倍近い価格をつけているのです。私たちの生活に欠かせない野菜に一体なにがおきたのか!? <岡部聡ディレクター>「静岡の台所、卸売市場をのぞいてみます」  静岡市の中央卸売市場は普段にくらべ寂しい雰囲気でした。 <静岡VF 原寿克さん>「ニンジンですね。いつもでしたら2マスくらいあるんですけど、入荷がだいぶ少ないです。じゃがいもですね。やはり半分ですね。倍の高さでパレット数もかなり多い」  ニンジンもジャガイモも例年の半分しか流通していません。スーパーで高かった野菜は市場で入荷が少なく、いま値段が倍近くに上がっているのです。 <静岡VF 原寿克さん>「出荷の谷間なんです。そこに加えてのこの雨ということで、量的にはさらに少ないと」  九州を中心に全国各地で記録的な大雨をもたらす7月豪雨。甚大な被害を受けた地域では、長雨の影響で野菜が育たず、出荷もままならない状況が続いているのです。 <静岡VF 原寿克さん>「鹿児島県からきてます。この前の雨の関係で収穫ができないということで、ちょっと心配されますね」  居座り梅雨前線の影響で、野菜の価格はしばらく高止まりが続くとみられます。この長雨は県内の特産品にも大きな打撃となっています。 <小林祐記者>「熱海市です。寝ても起きても曇り空です。いつになったら太陽が顔を出してくれるんでしょうか」  熱海市にあるこちらの加工業者は、アジなどの干物を干すことができなくなっています。 <干物屋ふじま 藤間義孝さん>「(これは?)天気悪かったんで。ばっちり干せる時に干さないとだめになっちゃうんで。去年もひどいが今回も続いている。一回でも晴れてくれればいいんだけど、一週間近くこんな」  7月10日は熱海市では晴れ間がのぞき、5日ぶりの天日干しが少しの時間できました。注文が入っている通信販売の

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(2020/07/10)