リニア工事 国が事態の打開に 知事は工事認めず(静岡県)(静岡放送(SBS))

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 リニア中央新幹線の準備工事をめぐり、国交省は先ほどまで速やかに工事を始めるための提案について川勝知事に説明しましたが、話は最後まで平行線をたどりました。  7月10日午後5時前、国交省の事務方トップ、藤田事務次官が県庁を訪れました。  和やかなムードで始まった会談でしたが、本題に入ると空気が変わりました。 <国土交通省 藤田耕三事務次官>「水の話はかけがえのないというのは前提だと思ってます。そのうえで、影響が小さい範囲内で坑口の整備を進めることはできないか」  藤田事務次官はJR東海が一刻も早く進めたいとしているリニア新幹線の準備工事について、川勝知事に速やかに認めるよう促したのです。しかし、川勝知事は。 <川勝平太知事>「やはり坑口は本体工事と一体とみなすという共通理解があります。手続き上はわかるんですが、これが流域全体の考え方だと」  藤田事務次官は準備工事はあくまでもトンネル本体の工事とは「別である」と主張したのに対し、川勝知事は「一体である」と反論しました。 <藤田事務次官>「それをふまえて、そこを切り離して、考えることはできないんでしょうか、ということ」 <川勝平太知事>「結論は出てるわけですよ。坑口についての工事はトンネル本体と一体であるという共通理解です」  さらに、知事はそうした工事をやる前に、作業員の安全を確保することが先決だと訴えました。 <藤田事務次官>「安全が確保されていないから駄目だと?」 <川勝平太知事>「安全が確保されないとだめ」  会談後の川勝知事コメントが入ってきました。

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(2020/07/10)