児童精神科医が解説! 過度のストレスで子どもも「うつ病」になる! 【前編】(ベネッセ 教育情報サイト)

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 「子どものうつ病」と聞いて、「子どももうつ病にかかるの?」と疑問に思われるかたが多いかもしれません。最近はメディアなどで子どものうつ病が取り上げられることもありますが、まだ十分に理解されているとは言い難い状況です。 児童精神科を専門とする私のクリニックにも、うつ病の子どもがたくさん訪れます。最初から保護者がうつ病を疑って連れてくる場合もありますが、診療を進める中でわかることも少なくありません。うつ病は、10歳を過ぎた頃から増え始め、10代の有病率は成人と大きく変わりません。データによってバラツキはありますが、子どものうつ病の有病率は3~8%とされています。「意外と多いな」と感じられたのではないでしょうか。 最近、うつ病の子どもは明らかに増加していると感じます。以前はうつ病と診断されていなかった症状が、うつ病と診断されるようになったことが理由の一つです。かつては思春期に特有の憂鬱な精神状態として見逃されていたものが、うつ病と診断されるケースが増えているのです。加えて、低年齢化も指摘されており、うつ病の子どもの絶対数が増加していることもうかがえます。

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(2020/07/10)