40人以上救助 保育園の簡易プールをボートの代わりに(ABEMA TIMES)

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 熊本県球磨村の神瀬地区では、住宅街が冠水して住民が避難できなくなる中、保育園の簡易プールをボートの代わりにして40人以上が救助されていたことがわかった。 【映像】4日の午前4時ごろの実際の救助の様子  この地区では当時、大雨で川の上流から流されてきた木がひっかかるなどして水があふれ出し、住宅街を飲み込んだ。4カ月の赤ちゃんを含む17人が近くの住宅の2階に避難したが、水はすぐに2階まで押し寄せ、逃げられなくなった。  その時、一緒にいた消防団の男性が高台のオレンジの屋根の保育園に園児用の簡易プールがあったことを思い出し、高台にいた同僚らに持ってきてもらい、ボートの代わりに使い住民の救助することに成功したという。「水が急激に増した。何か浮くもの浮くものって考えてプールだと」(住民を救助した上蔀忠成さん)  さらにこの17人のほか、消防団の男性の機転でこの地区で屋根の上で動けなくなってしまった人などあわせて45人が救助されたという。当時の映像には、大雨が降る中、まわりには濁った水が2階まで達しており、滑らないように屋根に布団や畳を敷いたうえで、鉄製の保育園の簡易プールをボートのように使って住民たちが高台の方へ救助されていく様子が収められている。救助された天野恭平さん(22)は「無我夢中でした。あれがなければダメだったと思う」と振り返った。  現在この地区では住民のほとんどが避難しているが、途中の道路が流されたため、村役場からからは100キロ近く迂回するなどしなければ行くことができなくなっており、現在、自衛隊が作業をしている。(ANNニュース)

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(2020/07/10)