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　総務省は7月10日、楽天モバイルが自社のスマートフォン「Rakuten Mini」の対応周波数帯（バンド）を無断で変更して販売していた問題を受け、同社に行政指導を行った。 【画像】総務省による発表 　楽天モバイルは当初、Rakuten MiniがBand1（2.1GHz）の通信に対応するとしていたが、一部の個体で対応周波数帯を変更し、総務省から付与された特定無線設備の工事設計認証と異なる状態で製造・販売を行っていた。 　楽天モバイルは6月10日に「Webサイトに掲載していた情報が正しくなかった」と発表したが、総務省は12日、電波法に基づいて説明を要請。同社は26日、製造番号別のバンド対応状況を公開した。 　この問題に対し、総務省は「法令順守及び利用者利益の保護の観点から問題」と指摘。再発防止策を実施し、12月31日まで毎月の取り組み状況を報告するよう同社に求めた。

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(2020/07/10)