韓国野党「崔順実よりも悪質な国政介入」(朝鮮日報日本語版)

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 韓国野党は9日、与党・共に民主党の衛星政党、開かれた民主党の崔康旭(チェ・ガンウク)代表が秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官が正式に発表していない法務部の報道発表文を入手したとされる疑惑について、「事実であれば国政介入だ」とし、秋長官に真相究明を求めた。  未来統合党の朱豪英(チュ・ホヨン)院内代表は同日、党内の会合で、「法務部内部の仮案が崔代表に渡ったのだとすれば、(仮案を)渡した責任者は厳しい懲戒を受けなければならない」とし、「これこそ国政介入事件だ」と指摘した。国会法制司法委員会に所属する統合党議員も記者会見を開き、「当事者はその過程を詳細に国民に明らかにすべきだ」とし、与党側に10日に法制司法委を招集するよう要求した。法制司法委で統合党の幹事を務める金度邑(キム・ドウプ)議員は「この事案もいつかは起訴対象になる可能性がある」と述べた。  統合党所属の元喜竜(ウォン・ヒリョン)済州道知事は同日、「信じられない衝撃的な出来事だ」「国政介入の再演」だと語った。元知事はフェイスブック上で、「崔順実(チェ・スンシル)氏による国政介入も朴槿恵(パク・クンヘ)前大統領の演説文を崔順実氏がチェックしていたという訪問が発端だった。秋長官の声明を犯罪被疑者の崔代表と共有していたならば、さらに悪質な国政介入だ」と主張した。元知事は「単刀直入に問いたい。崔康旭に漏れたものなのか。あるいは崔康旭が書いたものなのか。法務部長官が権力の手先と結託し、検察総長に指示を行うたびに検察が順従しなければならないとすれば、それは国と言えるのか」と疑念を示した。  正義党は秋長官が直接真相究明に乗り出すべきだと主張。同党の金鍾哲(キム・ジョンチョル)上級広報担当は「疑惑解消のためにも秋長官は法務部の内部検討案がどのように外部に流出したのかについて調べ、明らかにすべきだ」と指摘した。  これについて、崔康旭代表は「帰宅途中にSNSを見ていて、別の人の投稿をちょっとコピーし、引用しただけだ」とし、「投稿から約20分後、文章を見た別の知人から法務部が表明した立場ではなく、誤解の恐れがあると言われ、すぐに文章を削除し、訂正しただけのことだ」と釈明した。

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(2020/07/10)