藤井七段に意地の1勝 かど番の渡辺棋聖が最善応手(日刊スポーツ)

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タイトル戦登場35回目の渡辺明棋聖が、初のストレート負けを回避した。 1手のミスも許されない最終盤。負けたら棋聖も失ってしまう。崖っぷちで最善の応手を見せる。一方的に差をつけられた過去2局と違い、ギリギリの寄せ合いから抜け出した。 【写真】渡辺明棋聖の勝負メシ「天ぷら御膳」 昨年2月、朝日杯決勝で初顔合わせの藤井に敗れ、連覇を許した。終局後には大盤解説会でファンの前で藤井に勝ち筋の指摘も受けた。それを意識してか、2カ月後に都内のホテルで行われた平成の将棋界を振り返るイベントの中で、「僕は引き立て役になりたくない」と公言している。棋聖戦でも連敗。かど番で意地を見せた。 08年の竜王戦7番勝負では3連敗の後、4連勝で羽生善治九段の挑戦を退けて防衛している。初めて挑戦している名人戦との掛け持ち。6月の過密日程から少し余裕ができた。底力は侮れない。

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(2020/07/09)