藤井七段の地元愛知・瀬戸市でPV「次こそ決めて」(日刊スポーツ)

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将棋の藤井聡太七段が17歳11カ月と史上最年少での初タイトル獲得に王手をかけた、第91期ヒューリック杯棋聖戦5番勝負第3局が9日、東京都千代田区「都市センターホテル」で行われた。 【写真】日の丸のはちまきをしめ、応援会に駆けつけた女流講談師の旭堂鱗林 午前9時から始まった対局は、午後7時12分、142手で渡辺明棋聖(36)の勝ち。連敗の渡辺が藤井の持ち時間を削る指し回しで優位に立ち、かど番をしのいだ。タイトル戦初黒星を喫した藤井のタイトル奪取は、第4局(7月16日、大阪市「関西将棋会館」)以降に持ち越された。     ◇    ◇    ◇ 藤井七段の地元・愛知県瀬戸市では9日、パブリックビューイング(PV)が開催された。市民らから「歴史的瞬間を見たい」と問い合わせが相次ぎ、同市が初めて藤井の対局のPVを開催した。会場となった瀬戸市の観光拠点施設「瀬戸蔵」には、約100人が集まった。最年少タイトル獲得の快挙達成は次局に持ち越しになったが、同市内の無職男性(67)は「攻めた上での敗戦。次こそ決めてくれるはず」と期待を膨らませた。 瀬戸市にある「せと銀座通り商店街」でも応援会を行った。快挙達成に向け、「祝 藤井聡太棋聖」の文字が入ったお祝いの手作りのフラッグをつくり、通常よりも大きなくす玉も準備した。同商店街で洋品店を営む飯島加奈さん(39)は「いつも以上にドキドキした。第4局のすばらしい対局を楽しみにしています」とエールを送った。 名鉄瀬戸線「尾張瀬戸駅」の近くにある複合ビル「パルティせと」の応援会には瀬戸市広報大使で、名古屋を拠点に活躍する女流講談師の旭堂鱗林(きょくどう・りんりん=46)が駆けつけた。17年に幼少からの成長を描く講談「藤井聡太物語」を創作。必勝の鉢巻きに、29連勝の記念Tシャツを着て応援した鱗林は「身を切られるような残念さはない。『東海地区にタイトルを』。必ず悲願を達成してくれると、信じている」と気持ちを切り替えた。【松浦隆司】

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(2020/07/09)