楽天鈴木大地「気持ち勝ち」4戦連続マルチ&2打点(日刊スポーツ)

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<ソフトバンク1-9楽天>◇9日◇ペイペイドーム 楽天鈴木大地内野手(30)が勝負強さを見せつけた。5回に2点適時二塁打を放ち、得点圏打率はリーグトップタイの5割。5打数2安打2打点の活躍で12試合連続安打、4試合連続マルチ安打と勢いに乗る。ロッテからFAで新加入。プロの世界で戦い抜くため、レギュラーの座を守るために積み重ねた努力と意地が結果に結びついている。チームは2連勝で2位ロッテに2・5差とした。 【写真】生還した鈴木大地を出迎えるナイン    ◇   ◇   ◇ 絶対に打ってやる。鈴木大が闘志をバットに込めた。同点の5回1死満塁。2-1のバッティングカウントからソフトバンク・バンデンハークの外角直球を捉えた。左中間を破る2点適時二塁打。「みんながつないでくれたチャンス。どうやって打ったか、よりも気持ち勝ち。何とかしたいという思いが強かった」。二塁上で両拳を突き上げた。 気持ちは常に崖っぷちだ。8年間、1061試合に出場したロッテから今季FAで加入。開幕から全試合三塁を守るが、危機感が胸にある。「FAどうこうではなく、結果を残せなかったら試合に出られないということは当たり前の世界」。守備中の投手への声掛けなど、目に見えない“結果”も追い求める。「守る、走るだけじゃないところもやらないと。それを積み重ねてきたという思いもある」。自ら切り開いた生きる道を信じて歩む。 真っすぐな姿勢は数字にも表れる。3回に右前打を放ち、連続試合安打を12に伸ばした。適時打で4試合連続マルチ安打。打率3割7分8厘はリーグ2位。得点圏打率は同僚の浅村、島内に並びリーグトップの5割だ。「(好機で)『何とかしてやろう』という気持ちは昔から持っている」と気迫で相手を打ち負かす。 今季10度目の2桁安打を放った打線とともに、自らも右肩上がり。「周りがたくさん打つので、自分も置いていかれたくない気持ちもある。また明日は新しい1日。やれることを全力でやる。それを積み重ねたい」。日々、自分なりの1歩を踏む。【桑原幹久】

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(2020/07/09)