阪神ボーアV弾「家に戻って来た」今季甲子園1号(日刊スポーツ)

【リンク先抜粋】
<阪神2-1巨人>◇9日◇甲子園 球場に見に来てね! 阪神の新外国人ジャスティン・ボーア内野手(32)が、甲子園開幕の巨人戦で決勝の3号2ランを放った。 【写真】決勝ホームランを放ち、ファイアボールポーズを決めるジャスティン・ボーア 7回に苦手にしてきた左腕のメルセデスから右中間最深部へメジャー通算92発のパワーで運んだ。チームは最下位ながら3連勝と上向きだ。10日DeNA戦から上限5000人で熱狂的な虎党が聖地に戻ってくる。「前夜祭」で弾みをつけた。   ◇  ◇  ◇ 一撃必殺のB砲だ。打った瞬間、ボーアは確信して歩き出した。舞い上がった打球は長い滞空時間を挟んでバックスクリーン右に着弾。「ガルシア投手らがいいピッチングをしてくれていたので、どうしても勝ちたかった」。ゆっくり本塁を踏みしめると、重ねた両手を前に突き出して開く代名詞の「ファイアボール」ポーズを味方ベンチに向かってさく裂させた。本拠地開幕戦で聖地1号が出た。 両軍の先発左腕が投げ合い0-0で迎えた「ラッキーセブン」7回の攻撃。無死一塁からメルセデスの甘く入った127キロスライダーを仕留め、2試合連続となる決勝の3号2ラン。2打席凡退の後「自分の中で切り替えてポジティブになった結果、3打席目にいい結果が出たよ」。今季開幕カードの「伝統の一戦」では3タテを食らい、自身も12打数無安打と抑えられた宿敵に1つ借りを返した。 ホームに帰ってきた。チームは開幕から5カード連続ビジターの長期ロードを終え、雨天中止の2試合を挟んでようやく本拠地開幕を迎えた。「クラブハウスで自分のロッカーを見たりして“家”に戻って来たんだという気持ちがあった」。自宅ではヘイリー夫人、息子のジミーくんとも再会。「心もすごく癒やされました」。リフレッシュ効果もあってヒーローとなった。 パワーは球場のスピーカーからも得た。チームの応援団「伍虎(ごとら)会」が収録した応援歌やチャンスマーチが後押しした。メジャーにはない選手個人への応援歌。ボーアにも「<歌詞>豪快なパワーで魅せろ-」で始まる歌が流れ、「すごい好きです。ファンから力をもらって自分の力になる」と笑顔を見せた。矢野監督も主砲の1発を手放しで喜んだ。「ホームラン打ってくれ、という思いで見ていた。完璧やったし、やっぱりホームランって大きい。ボーアはそういうところを期待し

続きはこちら

(2020/07/09)