藤井聡太七段の戦いぶり、 25歳でタイトル戦挑戦した真田圭一八段が「棋聖戦第3局」所感(ENCOUNT)

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 将棋の高校生プロ、藤井聡太七段(17)が渡辺明棋聖(棋王、王将、36)に挑む第91期棋聖戦五番勝負の第3局が9日、東京都内で指され、渡辺棋聖が藤井七段に142手で勝利。藤井七段は3連勝で史上最年少でのタイトル獲得とはならなかった。この第3局の藤井七段の戦いぶりを、25歳でタイトル戦・竜王戦の挑戦経験がある真田圭一八段(47)に聞いた。 【写真】初監修ゲームソフトのPRで笑顔を見せた藤井聡太七段  藤井七段の初タイトルがかかった棋聖戦第3局、非常に中身の濃い熱戦になりましたね。結果は藤井七段の敗戦でしたが、改めてレベルの高さを感じる一局でした。藤井七段はいつも通りで、むしろ思い切りの良さを感じる内容で、タイトルのプレッシャーは微塵も感じませんでした。この将棋に関しては、相手の渡辺三冠がうまく指したとしかいいようがないですね。  藤井七段はどうして17才にして既にトップレベルの強さを身につけているのか、不思議に思う方も多いと思います。実は僕は3月に藤井七段と対戦したのですが、その時一番に感じたのは、彼の「責任感」です。  序盤は奇跡的に僕の方が主導権を握れたのですが、彼は苦しい展開になっても安易に指さないんですよね。盤を挟んで彼の様子を見て分かったのは、彼はもう自分が世間の注目を集める“スター“であることを自覚しているということです。  どんな棋士でも、難しい局面になると「えいや!」とやけくそ気味に指してしまいがちなんです。でも、藤井七段はそれを決してやらない。“スター“としてすべての手を見られているという自覚があって、どんな局面でもいい加減なことはできないと分かっているんですね。  技術的な強さのみならず、心構えも超一流。タイトル獲得も時間の問題でしょう。

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(2020/07/09)